「みやぎ2025森林・林業・環境機械展示実演会」
10月5日(日)から6日(月)に宮城県石巻市で開催されました
「みやぎ2025森林・林業・環境機械展示実演会」に足を運んで参りました。
会場は多くの林業関係者やメーカーが集まり、最新の重機やアタッチメント、林業の未来を支える技術が一堂に展示されており、とても見応えのあるイベントでした。ここでは、当日の様子を写真とともにご報告いたします。
大手メーカーのブース
まず目に入ったのは コマツ(KOMATSU) のブース。

お馴染みの黄色いミニショベルや各種林業機械が展示されており、来場者の注目を集めていました。旗や展示スペースも大きく、存在感が抜群でした。
続いて コベルコ建機(KOBELCO) のブースへ。

大型スクリーンでの映像展示が印象的で、林業現場での活用事例や環境対応への取り組みを分かりやすく紹介していました。
林業専用機の展示もあり、立ち止まって見入る人が多く見られました。
また、住友建機(SUMITOMO) の「アマルガロボ」仕様機も登場。

専用のアタッチメントを装着し、丸太を扱う実演が行われていました。
従来の建機に林業用の機能を融合させたユニークな機械で、多くの人が足を止めていました。
多様な実演と展示
会場内では各メーカーの実演が行われ、実際に丸太を掴んだり切断したりする様子を見ることができました。
特に印象に残ったのは、日立建機(HITACHI) や 南星(NANSEI) の油圧ショベルベースの林業機械。強固なガードや専用アタッチメントが装備されており、現場での安全性や効率性を重視した設計が伝わってきました。



さらに、オカダアイヨン(OKADA) のブースでは、林業向けアタッチメントを中心に展示。破砕や搬出に特化した製品が並び、実際に装着された重機も見ることができました。

そして忘れてはならないのが、イワフジ工業(IWAFUJI)。



林業用の運搬車やウインチなど、自社の得意分野を活かした製品が充実していました。創業75周年の節目ということもあり、ブースの力の入れ方も目立っていました。
会場の雰囲気
会場には多くの見学者が訪れており、ベンチに座って実演を見学する人、スタッフに質問をする人などで活気がありました。普段なかなか間近で見ることのできない最新の林業機械を、実際に動いている姿で体感できるのはこのイベントならではだと思います。
感想
「みやぎ2025森林・林業・環境機械展示実演会」は、最新技術の情報収集だけでなく、メーカー担当者との交流の場としても非常に有意義なイベントでした。林業の効率化・安全性向上に向けて、各社がしのぎを削っていることを実感しました。
特に、脱炭素や環境配慮の流れの中で、今後ますますこうした展示会の重要性が高まっていくのではないかと思います。
林業に携わる方はもちろん、重機好きな方にもおすすめできる内容でした。
渡辺重機株式会社


